noindexとnofollowとは?基本的な仕組み・役割・使い方など
- 1. はじめに
- 2. noindexとは?
- 2.1. 概要と基本的な仕組み
- 2.1.1. noindexの設定方法
- 2.1.2. noindexの効果とメリット
- 2.2. noindexを活用するシチュエーション
- 2.2.1. 重複コンテンツへの対応
- 2.2.2. サイト内の特定ページの非表示
- 3. nofollowとは?
- 3.1. 概要と基本的な仕組み
- 3.1.1. nofollowの設定方法
- 3.1.2. nofollowの効果とメリット
- 3.2. nofollowを活用するシチュエーション
- 3.2.1. ページランクの流出防止
- 3.2.2. スパムリンクからの保護
- 4. noindexとnofollowの比較
- 4.1. 効果の違い
- 4.2. それぞれの適用シチュエーション
- 5. noindexとnofollowの適切な使い方
- 5.1. SEO対策としての活用方法
- 5.1.1. 場合による最適な設定の組み合わせ
- 5.1.2. 注意点と誤解を避けるためのアドバイス
- 6. まとめ
はじめに
インターネット上で情報を発信する際、あなたが管理するウェブページがどのように検索エンジンに認識されるかをコントロールする手段があります。それが「noindex」と「nofollow」のタグです。これらはSEO対策において非常に重要な役割を果たし、効果的に使い分けることで、ウェブページの評価や検索結果への表示を最適化することができます。これらはあくまでメタタグの一種で、ウェブページのHTML内に記述されます。「noindex」と「nofollow」は、それぞれ特定の行動を検索エンジンのクローラーに指示します。
noindexとは?
「noindex」はその名の通り、「このページを索引しないでください」という意味を持つメタタグです。
概要と基本的な仕組み
検索エンジンはウェブ上の情報を収集して検索結果として表示します。その過程で、検索エンジンのクローラーはウェブページを訪れ、その内容を”索引”します。しかし、「noindex」タグが設定されているページにクローラーが訪れたとき、そのページは検索エンジンの索引から除外されます。つまり、そのページは検索結果に表示されなくなります。
noindexの設定方法
具体的には、ページのHTML内の「<head>」タグの中に「<meta name=”robots” content=”noindex” />」と記述することで「noindex」を設定することができます。
noindexの効果とメリット
「noindex」の主な効果は、特定のページを検索エンジンの検索結果から除外することです。これは、内部向けの情報や重複コンテンツなど、特定の理由で一般に公開したくないページを非表示にする際に有用です。
noindexを活用するシチュエーション
「noindex」はさまざまなシチュエーションで活用できます。
重複コンテンツへの対応
例えば、同じ内容を持つページが複数存在する場合、それらをすべて索引化すると「重複コンテンツ」とみなされ、SEOの評価を下げる可能性があります。そのような場合、一部のページに「noindex」を設定することで問題を回避できます。
サイト内の特定ページの非表示
また、内部向けの情報や、まだ公開準備が整っていないページなどを検索エンジンから非表示にしたい場合にも、「noindex」が有効です。
nofollowとは?
一方、「nofollow」はリンクに対して設定することができ、そのリンクを辿ることを検索エンジンに指示するメタタグです。
概要と基本的な仕組み
検索エンジンのクローラーはウェブページを訪れる際に、そのページ内のリンクをたどってさまざまなページへと移動します。しかし、「nofollow」タグが設定されたリンクに辿り着くと、クローラーはそのリンクを無視します。
nofollowの設定方法
「nofollow」はリンクに直接記述します。具体的には、「<a href=”URL” rel=”nofollow”>リンクテキスト</a>」のように使用します。
nofollowの効果とメリット
「nofollow」を使用すると、そのリンクが指す先のページに対する「ページランク」の伝達を遮断します。つまり、リンクを設置したページのページランクが、リンク先のページへと流出するのを防げます。これは、自分のサイトの評価を守りたい場合や、信頼性が不確かな外部サイトへのリンクを設置したい場合に有用です。
nofollowを活用するシチュエーション
「nofollow」もまた、様々な状況で有効に活用できます。
ページランクの流出防止
サイト内に外部サイトへのリンクが多数存在する場合、そのリンクを通じてページランクが流出してしまう可能性があります。この流出を防ぐために、「nofollow」を使います。
スパムリンクからの保護
コメント欄などでユーザーが投稿できるスペースに、スパムとして不適切なリンクが投稿された場合も、「nofollow」を使用することでそのリンクを無視するよう指示できます。これにより、自サイトの評価が下がるのを防げます。
noindexとnofollowの比較
「noindex」と「nofollow」はそれぞれ異なる機能を持ち、異なる目的で使われます。しかし、一部の共通点もあります。それは、検索エンジンのクローラーの動きを制御し、自分のサイトのSEOを最適化することです。
効果の違い
前述の通り、「noindex」はページの索引化を防ぎ、「nofollow」はリンクの辿りを制御します。これらは異なる効果を持つため、シチュエーションに応じて適切に選ぶ必要があります。
それぞれの適用シチュエーション
一般的に、「noindex」は特定のページを検索結果から非表示にしたい場合、また「nofollow」はページランクの流出を防ぎたい場合や、スパムリンクに対処したい場合に使用します。
noindexとnofollowの適切な使い方
これらのメタタグは慎重に使い分けることが重要です。誤った使用は、検索エンジンの評価を下げ、検索結果への表示に影響を与える可能性があります。
SEO対策としての活用方法
まず、「noindex」は自サイト内で情報を公開しないように制御したいときに使います。一方、「nofollow」は外部リンクを設置する場合や、ページランクの流出を抑制したい場合に使います。
場合による最適な設定の組み合わせ
時には「noindex」と「nofollow」を組み合わせて使うこともあります。例えば、検索エンジンにインデックスされる必要がなく、かつリンクからページランクが流出しないようにしたいページには、両方のタグを設定します。
注意点と誤解を避けるためのアドバイス
ただし、これらのタグを用いることで、必要なページが検索結果に表示されなくなるといった問題を引き起こす可能性もあります。そのため、タグの使用はその目的と効果を理解した上で行うことが重要です。
まとめ
「noindex」と「nofollow」はウェブサイトのSEOを管理する上で有効なツールです。それぞれが持つ独特な機能を理解し、目的に応じて適切に使用することで、ウェブページの検索エンジンでの評価や表示を最適化することができます。これらのタグを使うことで、より効果的なウェブサイト運営を実現しましょう。
投稿者プロフィール
- HRソリューションズ株式会社のスタッフライターです。社会保険労務士事務所及び士業事務所に役立つ記事を発信しています。発信してる記事はChatGPTで構成と文章の下書きを作成してスタッフが内容確認と加筆修正を行なったものです。
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