Twitterでたくさん「いいね」した方が良い理由

仕事でTwitterの運用に取り組んでいる人は「積極的にいいねしよう」「たくさんいいねしよう」「毎日押せなくなるまでいいねを押そう」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは正しいのでしょうか？

結論から言うとこれは「正しい」のですが、それではなぜたくさんいいねした方が良いのか、この記事ではその理由をお伝えします。

理由1「相手の通知に表示される」

他のアカウントのツイートを「いいね」「リプライ」「リツイート」すると、相手に対して「通知」として伝わるのですが、Twitterに取り組んでいる人の中で「通知」を確認していない人はいないと思いますので、自分が「いいね」「リプライ」「リツイート」したことで、相手に自分のアカウントのことを知ってもらうことができます。

もちろん自分が「いいね」したアカウント全員に知ってもらえるかどうかはわかりません。例えば一つのツイートに対して何百というリアクションがあるアカウントの人は、例えば自分が「いいね」して通知されたとしても、その他たくさんの通知にまぎれてしまい、目に入らない可能性が高いです。

しかしながら仕事として取り組んでいるアカウントの多くは、一つのツイートに対して多くても何十というリアクションがある程度なので、自分からの通知が見られる可能性は十二分にあります。

理由2「返報性の原理」

返報性の原理（返報性の法則）とは、相手から何かをもらったときに、そのお返しをしたくなる（お返しをしないと申し訳なくなる）心理的な法則のことです。

例えば、お店で店員さんからとても丁寧な接客を受けると「買うつもりはなかったんだけどこんなにしてくれたから何か買おうかな」という気持ちになったり、スーパーの食料品売り場で試食を一口食べたら「買わないと申し訳ないなー」と思ってしまったり、これらは返報性の原理という心理によるものです。

この返報性の原理をTwitterに活用した方法の一つが、たくさんの人のツイートに「いいね」することで相手からお返しの「いいね」をもらうことができる、というものです。

もちろん全員が返報性の原理の通りに行動するわけではありませんが、自分の経験上だとかなり多くの人が「いいねしてくれた人のツイートにいいねする」という行動をしていますので「たくさんいいねする」という方法論は有用であると言えます。

理由3「Twitterのアルゴリズム」

Twitterでは「自分がフォローしてるアカウントのツイートがタイムラインに表示される」のですが、タイムラインには「ホーム」と「最新ツイート」という二つの表示方法があることをご存知でしょうか？

「最新ツイート」は、フォローしてるアカウントのツイートが「時系列順」の表示されるので、常に最新のツイートが一番上に表示されます。
それに対して「ホーム」は、自分が強い関心を持つと思われるツイートをさまざまな要素に基づいて選択し、時系列関係なく表示されます。
そしてこのタイムライン表示は「ホーム」がデフォルトになっています。

タイムライン「ホーム」での表示でポイントになるのが「自分が強い関心を持つと思われる」という点ですが、これを判断する大きな要素が「エンゲージメントの高いアカウントかどうか」であり、他のアカウントとのエンゲージメントを高めるための方法が、積極的に「いいね」「リプライ」「リツイート」することです。

たくさん「いいね」することで、他のアカウントとのエンゲージメントが高まり、他のアカウントの「ホーム」タイムラインに表示される可能性が高まり、その結果として自分のツイートやアカウントの認知度が向上します。

まとめ

この記事では「Twitterでたくさん「いいね」した方が良い理由」を3つにまとめてみました。

「積極的にいいねする」
「たくさんいいねする」
「毎日押せなくなるまでいいねする」

上記を実践することで、自分のアカウントを知ってもらえたり、自分のツイートに対して「いいね」を返してもらえたり、自分のツイートがフォロワーのタイムラインに表示されやすくなったり、します。

故に結論から言うと「Twitterでたくさんいいねすることは正しい」と言えますので、是非積極的に他のアカウントに「いいね」するようにしましょう。